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2007年1月13日(土)
今日も朝から仕事。 午前中は、久しぶりに本屋のサイトで400冊くらいの洋書をチェックした。最近は本の中身を見せてくれるので助かるのは言うまでもない。タイトルだけでは分かりにくいかなり重要な文献を何冊か買った。 午後は、別の仕事をした。その後は、NHK海外ドキュメンタリー『アメリカを変えた2日間~ベトナム戦争 元兵士と学生たちの証言~ 』(Two Days in October)を見た。1月1日に放送されたものを録画しておいたんだけど、やっと見た。 ベトナム戦争に対する世論を大きく反戦の方向へと方向転換させた1967年の二つの事件を扱ったもの。一つはライケ米軍基地全滅で、もう一つがウィスコンシン大学マディソン校におけるダウ・ケミカル社に対する抗議運動。 ウィスコンシン大学マディソン校(UW-Madison)が二つの大きな舞台の一つなので驚いた。 ケンカーターは、この事件をまったく知らなかった・・・・・ ☆NHK関連サイトより ■アメリカを変えた2日間 ~ベトナム戦争 元兵士と学生たちの証言~ Two Days in October (アメリカ Robert Kenner Films 制作) アメリカボストンの公共放送WGBHがベトナム戦争終結30周年の節目で放送。この番組は、ベトナム戦争が激化するさなかの1967年、10月17日と18日の2日間、まったく異なる場所で起きて、アメリカの国論を二分させた二つの歴史的事件を同時進行で追跡した。奇しくも今のブッシュ政権は、イラク戦争の是非と今もイラクに関わり続けることの意味を国民から問われている。ベトナムについて語りながらも、今のアメリカがイラク問題を抱え、当時と似た状況にあることが伝わってくる。 '67年10月。ベトナムのライケ米軍基地では、南ベトナム解放民族戦線を襲撃せよとの命令が出された。米兵160名に対し、解放戦線側は1400人。17日から18日にかけての激戦で米兵64名が死亡、多くが重傷を負った。米軍は待ち伏せにあってほぼ全滅したというのが事の真相だった。しかし、反戦機運の盛り上がりをさけるため、当局はその事実を公表しなかった。 一方、アメリカのウイスコンシン州立大学。ダウ・ケミカル社が新卒者をリクルート中だった。しかし、ダウ社が製造していたナパーム弾によりベトナムで多大な犠牲者が発生しているとわかり、10月18日、ダウ社に抗議する学生が大学の建物に立てこもった。学長は警官隊をやむなく導入。学生65人が病院に運ばれ、多数が逮捕された。 10月、異なる地域で起きた二つの事件がアメリカの世論を大きくベトナム反戦へと動かしていくきっかけとなった。この二日間の記録を生存している当時の関係者へのインタビューと貴重な記録映像をもとに検証する。出口の見えない戦争のおろかさを生存者が自らの体験をふりかえって語る。 〔エミー賞2006 ノンフィクション番組部門 最優秀賞 受賞作品〕 1月2日(火)16:10~17:20 BS1<2ヶ国語放送> ☆ウィスコンシン大学マディソン校 [画面からケンカーターが作成] (ウィスコンシン大学は確かに州立だけど、英語の正式名称にはStateはないぞ;カリフォルニアのようにstateがつく大学とつかない大学の両方とも州立という州がけっこうあるけど、ウィスコンシンはついていないけど州立) ☆当時のスウェル学長 [画面からケンカーターが作成] この人が学内への警察介入(正確に言えば、大学警察以外の警察介入かも)を決めたらしい
by kencarter
| 2007-01-13 23:37
| ☆テレビ・ドキュメンタリー
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