今日も朝から仕事。
春の陽気にうかれて夜は映画に行った。
映画は、『接吻』。監督は、万田邦敏。
万田邦敏は、何年か前に
『UNLOVED』を見て、傑作と思った。
今書きながら、AERA MOVIE『ニッポンの映画監督』の「21世紀の日本映画 ベスト10アンケート結果」を見ると、『UNLOVED』は15位。まあ当然な順位か。
したがって、万田邦敏なので、『接吻』を見た。
これもすばらしい。文学で言えば、エンターテインメントではなくて、純文学。
小池栄子ってすごい女優だと思わせるくらい映画がいい。
トヨエツは、こういう役がぴったり。昔トレンディなTVドラマに出ていたような気がするけど、基本的に犯罪者かヤクザタイプの役がぴったり!?
今『UNLOVED』もかかっているので、両方見ることをすすめる。
北野武とかよりもずっと偉大だと私が思う映画監督。
『UNLOVED』がDVDになっていないなんて・・・・・
☆公式サイト:
http://www.seppun-movie.com/
☆gooの紹介
28歳のOL、京子は、家族とも疎遠であり、友達もいない孤独な人生を歩んでいた。ある日、テレビに映し出された殺人犯、坂口に一瞬で恋に落ちる。新聞、雑誌を買いあさり、情報を集めると、彼こそが自分の同士であると確信。拘留中の坂口に面会を申し出る。坂口の国選弁護人、長谷川は、京子を不審がったが、坂口に手紙や差し入れをする京子に心を惹かれ、二人を面会させる。坂口の死刑が確定すると、二人は獄中結婚をする。
『ありがとう』の万田邦敏監督が描く、究極の愛の物語。孤独な人生を歩んできた京子は、殺人犯、坂口をテレビで一目見るなり、自分と同じ怒りを抱える人間であると思い込み、面会だけで、一度も触れ合うことなく愛を育み、結婚までしてしまう。主演は、小池栄子、豊川悦司、仲村トオル、篠田三郎。これが映画初主演となる小池栄子だが、怒りを抱えて生きてきた孤独なヒロインを熱演。本格的な映画出演が初めてとは思えない、見事な演技を見せている。グラビア・アイドル、バラエティタレントとして活躍してきた小池は、本作で女優としての新境地を切り開いている。タイトルでもある、ラストの<接吻>シーンには驚嘆させられずにはいれらない。
監督: 万田邦敏
脚本: 万田珠美/万田邦敏
出演: 小池栄子/豊川悦司/仲村トオル/篠田三郎
『UNLOVED』 ちなみに、ケンカーターは主演の森口瑤子の大ファンです