2007年3月31日(土)続き
その後は、レイトショーでのみ(土日はモーニングも)かかっている『世界はときどき美しい』を見に行った。
何と、初日の舞台あいさつに柄本明(ちなみに、すぐ前に見た映画に野球部のエース役で出演している柄本佑の父親)が来て、そのまま映画を見ていった(ちなみに、映画を見ていないらしい ← ちなみに出演俳優と言えどもよくあることだと思う)のには驚いた。
いい映画だった。5つの短編からできている映画だけど、「世界はときどき美しい」、幸福を感じる瞬間が共通モチーフ。
ちなみに、帰るときにエレベーターでなくて階段を使って帰ろうとしたら、某情報誌の出口調査につかまった・・・・ インタビューを受けて、80点と答えた。写真を撮りますが雑誌に載るかもしれませんがいいですかと聞かれ「困ります」と答えたけど、相手も仕事だと思ったので諦めて写真も撮られた。ちなみに、ケンカーターは、昨年の大リーグのポストシーズンで老体にむち打って力投したデトロイト・タイガースの老投手ケニー・ロジャース(Kenny Rogers;開幕もしていないのに15日間の故障者リスト入りしたけどだいじょうぶみたい)にそっくりです!?
ケニー・ロジャース(MLBの公式サイトより)
まあ、80点は75点かなとも思ったけど、この映画はもう1回は見ないと正しい評価はできないと思ったし、きっと80点だと思った。自称通り映像詩だけど、ストーリーというかナレーションの言葉もこっている。いずれにせよ、監督の才能は間違いない。次作は、どのような方向に向かうか楽しみ。
☆公式サイト:
http://www.sekaihatokidoki.com/
☆公式サイトの紹介
この五つの人生に触れたとき、あなたはもっと自分を好きになれる。
傷つき、かじかんでしまった心に、やわらかな光をそそぎ込む奇跡の映像詩、全五篇。
かけがえのない一瞬を積み重ねる人生を、五つの変奏によってつづるアンソロジー。
語りべとなる主人公たちには、日本映画を代表するキャストが顔をそろえ、
これまでのキャリアが結晶したような慎み深い演技で魅力を香り立たせている。
世界的なオペラ歌手・鈴木慶江の歌声と結び合い、観るものを澄みきったやさしさで包み込む。
映像作家と呼ぶべき風格をたたえた新鋭・御法川修の監督デビュー作。
CAST
松田龍平|市川実日子|片山 瞳 (新人)|浅見れいな|松田美由紀|柄本 明
STAFF
監督:御法川修
主題歌:鈴木慶江 「月に寄せる歌」~歌劇「ルサルカ」より(東芝EMI)
プロデューサー:西 健二郎
製作:「世界はときどき美しい」製作委員会
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
2006年│日本映画│カラー&モノクロ│35mm│スタンダード│70分
第19回 東京国際映画祭「日本映画・ある視点」公式出品作品
2007年春 渋谷ユーロスペースにて公開決定!
第5話主演の市川実日子