2007年3月31日(土)
今日も朝から仕事。しかし、朝からずっと机に向かっているけど、未来に先走り仕事にならない。したがって、今日は休んだと認定。今年で、6日目の休日。 ← 年度末で・・・なケンカーター。
夜は映画を見に行った。今日公開の映画2本。
一つは、『檸檬のころ』(檸檬=レモン ← この漢字が読める人が多いのは、梶井基次郎の名作短編[いや受験生は読むように指示される短編]「檸檬」ゆえか?)。
いい映画だった。主演は、
最近も見た榮倉奈々(えいくらなな;ただ、榮という漢字は何とかならないか?栄でいいじゃん)。最初は榮倉奈々はかわいすぎないかと思った。まあ、映画で大根役者のキム**を見せられるよりはましかもしれないけど、榮倉奈々って、すこし前にNHKの連ドラか何かに出ていた藤澤恵麻?を背を高くした感じ。
しかし、いい映画だった。同系では
ケンカーター一押しの『blue』と比べたくなったくらい。俳優の演技、ストーリー、撮影、どれを取っても90点くらいか?gooの解説にある「高校生の頃の不安定に揺れ動く繊細な感情を瑞々しく映像化した」をケンカーター流に解説すると、揺れ動く繊細な心を確かにカメラのアングルや傾きなどでうまく表現していると思う。
ただ、音楽は『blue』の方がいいし、市川実日子の演技は断然すごい。しかし、この映画は、主演級の4人(まあ5人と考えるほうがいいかも)のバランスがよいと思う。
間違いなく、私の今年ベスト5には入ると思う。すばらしい。公式サイトによると、ほぼ各都道府県に最低1映画館は上映館があるみたいなので、ぜひ見ることをおすすめする。
ちなみに、榮倉奈々は、栃木のような田舎(失礼!)を舞台にした映画ではなく、ほぼ同時にかかっている『渋谷区円山町』という映画にも出ている。見ることができたけど、見なかった。見るべきだったと反省した。けど、まだまだかかっているはず。
どうでもいいことだけど、谷村美月は、柏原崇(今どうしてます?)の妹というくらい似ているけど・・・・
☆公式サイト:
http://www.lemon-no-koro.com/
☆goo の紹介
成績優秀で、吹奏楽部で指揮者を務める加代子は高校を卒業したら東京の大学に進学したいと思っている。そんな加代子に思いを寄せる巧はなかなか気持ちを伝えられない。そんな彼に同じ野球部の富蔵が無邪気に、佐代子(ケンカーター註:これは間違いで「加代子」が正だと思う)が好きだと告白する。次第に近づいていく加代子と富蔵の距離…。加代子のクラスメイトの恵は、将来音楽ライターになりたいと思っている。偶然掃除当番が一緒になった軽音楽部の一也と音楽談義で盛り上がり…。
原作は、若手女性作家の注目株・豊島ミホの同名小説。監督は、これが長編映画第1作となる岩田ユキ、加えて映画出演が相次ぐ“U-19”の注目女優、榮倉奈々、谷村美月を迎えて、高校生の頃の不安定に揺れ動く繊細な感情を瑞々しく映像化した。山と田んぼに囲まれた日本の“どこでもない”田舎町の(撮影は栃木県を中心に行われたようだが)、どこにでもいる高校生の普通の生活が、不思議と観る人の心に迫ってくる。初恋の切ない気持ち、友だちへのちょっとした嫉妬…、誰にでも思い当たるあの頃の感情を甦らせてくれる珠玉の青春映画だ。
シネ・アミューズ、シネマ・ロサほか全国にて順次公開
監督・脚本:岩田ユキ/原作:豊島ミホ
出演:榮倉奈々/谷村美月/柄本佑/石田法嗣